手部熱傷 本文へジャンプ
 1月5日       1月1日に焚火の中に倒れて受傷した患者様です
 他院で、被覆材の処置をしていましたが、保護が悪いため治っても指が動かない可能性がありました
 当院で湿潤治療で処置を開始しました
   
 1月12日       治療後1週間です
 大分皮膚が出来てきました
 左手の示指・中指と右手背の尺側(右側)が少し深いやけどです
   
 1月15日      右手は手背以外は処置が不要となりました
もちろん拘縮もありません
1月17日       右手背・左示指・中指・環指の一部は深いためもう少し処置が必要ですが、その他は処置の必要はなくなりました
   
 1月30日      右手の熱傷はかなり良くなりましたが、皮膚の薄いところに水泡が出来てしまいました。すぐ治るとは思いますが
左示指・中指の指先の部分は皮膚が出来ました
右手と同様に一部水泡がありますが、問題なく治るでしょう
起床時に指が動かしづらいとのことでした。
深い熱傷は肉芽で修復されるため、しっかり動かして治していかないと固く(拘縮)なってしまいます。

   
 2月6日      両手ともに、あと少しで皮膚が出来る状態になりました
 当たり前ですが、手指の動きも問題ありません
   
 2月14日      皮膚が綺麗に出来上がりました
処置は、ほとんど必要ありません
もう少し経過を見させていただきます
 2月28日      本日で外来通院は終了となりました
皮膚の色は時間とともに綺麗になっていきます
拘縮も全くなく綺麗に治りました

何気にグーパー出来るように治って嬉しいです